第二種電気工事士 学科試験(筆記)に一発合格|2か月半で満点にするまでにやったこと
第二種電気工事士 / 学科試験 / 筆記試験 / 過去問 / CBT
第二種電気工事士の学科試験(旧・筆記試験)を、CBT方式で受けました。初受験で一発合格、結果は50問中50問正解でした。
本番では、全体を2回解き直しました。自信が持てなかったのは、あいまいな問題が2問と、初めて見る問題が1問です。その3問だけ、選択肢をひとつずつ検討して、これ以上考えても答えは変わらないと思ったところで終了しました。1時間ほどで退出し、その場で「正答数:50問/50問」と書かれた紙を受け取りました。

学科試験は1問2点の100点満点で、合格ラインは60点です。満点だったとはいえ、やったことは基礎講座と過去問だけです。
申し込むまで
勉強を始めたのは2026年2月8日です。まず「電工2種ゼロ学」というアプリを入れ、その日のうちに完全版プラン(980円)を購入して、2週間で最後まで進めました。この時点で学科は合格できそうだと判断して、3月16日(月)に受験を申し込みました。CBTを受けたのは4月24日なので、基礎から受験まで約2か月半です。
ゼロ学はUIとカリキュラムがよくできていて、スマホで進めているだけで基礎がひと通り身につきました。ここで「受けても大丈夫そうだ」と思えたから申し込めた、という順番です。これがなければ受験まで踏み出せていなかったと思います。
過去問:2009〜2025年の38回分を古い順に解く
ゼロ学で基礎を入れたあとにやったのは、過去問です。
2026年3月20日から4月10日にかけて、2009年から2025年までの過去問を古い年度から順に解きました。上期・下期・午前・午後をそれぞれ1回分として数えて、合計38回分です。
解くたびに、表計算シートへ次の3つを記録しました。
- その回の得点
- 解き始めから解き終わりまでの時間
- 解いた日付
本番の試験時間は120分ですが、過去問では見直し込みで20〜40分で解き終えていました。時間が足りなくなるタイプの試験ではない、と早い段階で分かります。
38回分の所要時間を合計すると、19時間41分(1回あたり平均31分)でした。
得点の推移
38回分の得点は、次のようになりました。
| 期間 | 平均点 | 補足 |
|---|---|---|
| 2009〜2015年(12回分) | 90点 | 2009年だけ78点で最も低い |
| 2016〜2020年(10回分) | 93点 | |
| 2021〜2025年(16回分) | 95点 | 100点が2回 |
| 全体(38回分) | 約93点 | 最低78点・最高100点 |
38回すべてが合格ライン(60点)を超えていて、90点以上が29回でした。
古い年度ほど平均が少し低いのは、古い順に解いていたので、後半になるほど問題の形式に慣れていったからだと思います。いずれにしても、過去問を一通り回した時点で、合格ラインには余裕を持って届く状態でした。
間違えた問題だけ、あとで見返す
全問の解説を読み直すことはしませんでした。
やったのは、間違えた問題と、勘で当てた問題だけを解説で確認し、その設問のセルに解説ページのリンクを貼っておくことです。2周目以降は、リンクが付いている設問だけを見返しました。複線図(配線図)の問題は、eleking.net の解説が分かりやすいのでよく使いました。
見返していて気づいたのは、自分の失点は知識不足よりもケアレスミスが多いことです。答えは分かっているのに選択肢を取り違える、問われているものを読み違える、といったミスです。そのため見返すときも、「知らなかった」のか「分かっていたのに間違えた」のかを分けて、後者は解くときの手順そのものを見直すようにしました。
分からない問題は、理解できるまで質問する
解説を読んでもピンとこない問題は、ChatGPTに質問して、理解できるまで聞き直しました。
「なぜこの選択肢が正解なのか」「ほかの選択肢はなぜ違うのか」を、自分の言葉で説明できる状態まで持っていきます。これを続けて、最終的に理解していない問題をゼロにしました。
ひとつ注意点があります。ChatGPTは、たまにいい加減な答えを返してきます。数値や条文の細かいところを間違えることがあるので、答えがおかしいと感じたら、解説サイトや公式資料と突き合わせて確認していました。
試験当日の朝
受験する日の朝に、シートでリンクを付けておいた「間違えた設問」をひと通り見てから会場へ向かいました。
結果として、本番ではそこで見た内容から何問か出ました。直前に一度通したことで、あいまいなまま入る設問を減らせたと思います。
かかった時間
正確に測っているのは過去問の19時間41分だけですが、全体をざっくり見積もるとこうなります。
- 基礎講座(ゼロ学):2週間。スマホで進めていたので、1日1時間として14時間くらい
- 過去問38回:19時間41分
- 間違えた設問の見返し、ChatGPTでの質問:やったりやらなかったりで、記録なし
合わせて、2か月半で50〜60時間くらいだと思います。1日あたりにすると1時間かそこらで、詰め込んだ感覚はありません。
まとめ
学科試験でやったことは、シンプルです。
- 基礎講座を一通り終える
- 2009〜2025年の過去問を古い順に解く(上期・下期・午前・午後で38回分)
- 得点・時間・日付を表計算シートに記録する
- 間違えた設問だけ、「知らなかった」のか「ケアレスミス」なのかを分けて見返す
- 複線図の問題は eleking.net の解説を使う
- 解説で分からない問題は、ChatGPTに理解できるまで質問する(答えは公式や解説サイトで裏取りする)
- 試験当日の朝に、間違えた設問をもう一度だけ見る
勉強期間は約2か月半、勉強時間はざっくり50〜60時間ほど(正確に測ったのは過去問の約20時間)でした。
過去問を回せば、合格ラインには余裕を持って届きます。満点まで詰めるなら、あとは自分のミスの傾向(自分の場合はケアレスミス)を把握して、そこを潰す作業です。
関連ページ
第二種電気工事士 技能試験の自作ツールと記事は、まとめページから一覧できます。